半年ぶりのクルマ&旅ロケ。
まだ雪のないこの時期にスキードライブという、無謀なミッション。
計画はしっかり立てたけど、本当に想定通りいくのか、やや不安なまま出発!
【1日目】
集合は上越新幹線の車内。
東北・上越・北陸新幹線移動時恒例の、埼京線沿線パーキングまでクルマで行き、大宮から乗車。
ディレクターさんと同じ号車に乗り込み、1時間で越後湯沢駅に到着。
越後湯沢駅からはレンタカー移動。
魚沼方面で撮影車両をお借りして、昼食(米どころの地元おにぎり)を挟みつつ最初のロケハン先のホテル&スキー場へ。
本番日の悪天候に備え、最低限の予備カットを撮影し終えたら、もう14時前。
急いで走行シーンの撮影をするために、関越道、17号経由で苗場方面に移動。
が、しかし、予定していたトンネル付近がまさかの工事渋滞。
潔くあきらめて、Uターン。
日没まで時間がないので、第3候補としていた土樽方面に移動して、走行シーンと車両各部の撮影を済ませる。
暗くなる前に、本日分のノルマをすべて撮り終えた。
本日の宿は、ビジネスホテルではなく、リゾート系大型ホテル、エンゼルグランディア越後中里。
部屋は最上階の15階のゲレンデ側(もちろん雪はない)。
ひとりで利用するにはもったいないくらいの広さがあるけど、デスクがないのがちょっと困った。
近隣に飲食店が皆無なので、夕食はホテルの和食レストランで。
予約させられたけど、客は他に一組だけ。
のんびり飲んで食べても、まだ21時前。
この時期のロケは日没が早いから、夜が長い。
1時前にダウン。
【2日目】
6時半に起きてカーテンを開けると、紅葉が見事なゲレンデ。
そして、結構な雨。
7時半にディレクターさんと一緒に別館1階のレストランに向かうも、エレベーターは15階から各駅停車並み。
レストランは、入場が制限されていて、10分ほど待たされた。
数百はあると思われる席は9割ほどが高齢者の方。
どうやら、団体ツアー客がかなりいた模様。
9時に出発して、越後湯沢駅でモデルさんと合流。
最初の撮影は、地元の資料館。
スタッフの方がすごく親切・丁寧な対応をしてくださり、アッという間に終了。
次の撮影先は13時なので、それまでに車両&モデルさんを撮っておきたかったけど、雨が本降り。
コンビニで昼食を終えてもやむ気配がないので、一旦宿泊先のホテルに戻り、別件の仕事を片付ける。
次は体験ものの撮影。
こちらの撮影もすごく協力的で、スムーズに終了。
雨がやんだので、そのままそこの駐車場をおかりして、車両&モデルさんの撮影も終了。
暗くなる前に予定分はすべて完了した。
今晩も同じ宿。
16時過ぎには戻れたので、2時間ほど写真の合成シミュレート(秋→冬)をして、18時から昨日と同じレストランで夕食。
20時過ぎには部屋に戻り、テレビを見ながら仕事をして、0時過ぎに就寝。
【3日目】
6時半に起きてカーテンを開けると、雲の中。
ただ、石打方面の空が明るいので、天気の心配は無さそう。
この日もエレベーターが各駅停車だったけど、レストランは待たずに済んだ。
9時過ぎにチェックアウトして、初日にロケハンしたホテル&スキー場へ。
ここもスタッフの方たちが万全のサポートをしてくださり、順調に撮影が進む。
部屋・入浴・車両・スキー(しつこいけど雪はない)と滞りなく終え、13時過ぎにはオールフィニッシュ。
モデルさんを越後湯沢駅まで送り、ディーラーさんに車両を返却し、また越後湯沢に戻る。
駅で最後のコーヒーブレイクをして、新幹線で東京へ。
18時には自宅に帰れた。
今回はイレギュラーがほとんどなく、ロケ先の方たちすべてが親切で、最初から最後まですごく気持ちいい3日間を過ごせた。
毎回なにかしらイラッとさせられたり、想定外の事態が発生したりするけど、今回はそういったことがなくて楽しく仕事ができた。
いつもこうだといいんだけどねぇ。